開催日:2017年12月14日(木) 

時  間:13時30分~16時10分

会  場:銀座ブロッサム (東京都中央区銀座2-15-6)  
受講料:25,000円(税込)

※3名様以上同時お申込み:20,000円(税込・お一人様)

最少催行人数:6名

 


 【講  師】 

神奈川工科大学 スマートハウス研究センター 研究員 笹川 雄司 氏
Connected Design(株) 取締役副社長 新貝 文将 氏

 

AI・IoTが拓く『スマートホーム』インパクト
~エネルギー政策・国内外先進動向・事業参入ポイント~


 

【13:30~14:30】

Ⅰ.IoTを活用したスマートハウスの現状と利活用展開                                     

 

近年、様々なビジネス領域で「IoT化」が進んでいます。なお、住宅は日本がいち早く「IoT化」が進んでいる分野と言えます。

2011年の東日本大震災をきっかけとして、スマートハウスが政策として推進され、エネルギー機器間の通信に標準の通信プロトコルである「ECHONET Lite」が推奨されているからです。現在エネルギー分野に関しては、官民一体となってIoT化を進めており、様々な社会実証が行われています。反面、生活価値を向上させる「QOL」、健康・安心安全・見守りといった分野に関してはこれから徐々に普及していく段階です。現状と今後の展望とともに神奈川工科大学での研究内容をご紹介します。

 

1.スマートハウス・IoT住宅とは
2.政府のエネルギー政策とスマートハウス
3.HEMS・ECHONET Liteとは
4.IoT化への期待と可能性
5.神奈川工科大学の研究紹介                       

 

神奈川工科大学 スマートハウス研究センター 研究員 笹川 雄司 氏


【14:40~16:10】 

Ⅱ.内外のスマートホーム最新動向と事業への取組み                    

 

北米では普及期に入り始めたConnected Home(スマートホーム)の潮流が、いよいよ日本にも押し寄せて来ています。日本はモノづくりの強みを活かしてIoTにおいても強みを発揮する、と言われることもありますが、 IoTの事業化は決してモノづくりの力だけではなし得ません。北米を中心としたConnected Home業界動向(一部欧州・他地域の情報を含む)の紹介を通じ、事業参入に求められる仕組みや体制などを、講師の経験から紹介致します。インターネット時代に突入し、スタートアップが次々と既存業界をディスラプトする時代に突入していますが、なぜそのようなことがなし得られるのか、なぜ大企業が対抗できないのか。また、東急グループで取り組むConnected Homeサービス、インテリジェントホームについてのこれまでの取り組み、今後の日本における事業の展望を紹介致します。

 

1.北米を中心とした、欧米のConnected Home業界の動向 (二大家電ショーCES, IFAの傾向を交え)
2.なぜAIスピーカーが話題にあがるのか
3.IoT事業に求められる企業リソースとマインド
4.インテリジェントホーム事業を通じて学んだ、日本におけるConnected Homeへの期待値
5.ビッグデータとAI活用の可能性

 

Connected Design(株) 取締役副社長 新貝 文将 氏
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◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆講師プロフィール◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆

 ■ 笹川 雄司(ささがわ ゆうじ)氏 ■
空調機器メーカーの企画・マーケティング担当、
エネルギーマネジメントシステムの事業開発等、2012年より現職。

 

 

 ■ 新貝 文将(しんがい ふみまさ)氏 ■

ジュピターテレコムグループ、Sigma Systems Inc.(カナダ)、イッツ・コミュニケーションズなどでの

勤務経験を通じ、長年、通信・IoT事業に従事。2015年11月に立ち上げたConnected Home専業の

ジョイントベンチャー「Connected Design(株)」の設立に関わり、現在はCPO兼CTOとして事業を推進。
キャリアの大半を通じて、海外ベンダーと連携した事業を経験してきており、現在従事するインテリジェント

ホーム事業についても、2013年に着手した調査段階から、現在に至るまで、数多くの海外ベンダーと

連携・提携を深めながら事業を推進。
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