開催日:2016年12月14日(水)
時 間:13時30分~16時40分
会 場:銀座ブロッサム(7階)
受講料:25,000円(お一人様/税込)
※3名様以上同時お申込み:20,000円(税込・お一人様)
【講 師】
(株)国際社会経済研究所 情報社会研究部 主幹研究員 遊間 和子 氏
(株)ビーブリッド 代表取締役 竹下 康平 氏
超高齢社会がもたらす課題解決に
先進技術(IoT・AI)をどのように進めるべきか
~国内外の先進動向にみる日本eヘルス市場の可能性を探る~
Ⅰ.超高齢社会の現状と内外のICT利活用動向と今後の展開 【13:30~15:00】
急速に進む高齢化は、人口構造の変化をもたらし、ピラミッド型の人口構造を前提としたわが国の社会保障制度は大きな改革を求められており、団塊の世代が後期高齢者となる2025年には深刻化する財政的な課題も含め、健康・医療・介護といったヘルスケア分野でのさらなる効率化が求められています。
増える高齢者に対して必要なサービスを提供することと、サービスの質を維持しながらもさらなるの効率化を進めることの両立は非常に難しい課題ではありますが、IoTやAIなどの先進技術を含むICTを活用することで課題解決に取り組む「eヘルス」の動きが活性化してきております。
本セミナーでは、ヘルスケア分野でのICT活用をどのように進めるべきかについて、eヘルスの国内・海外の先進事例の紹介も含め解説させていただきます。
1.高齢化の進展と社会保障改革
2.安倍政権におけるeヘルスへの取り組み
3.海外におけるeヘルスの動向(オランダ・スペイン・アンダルシア州など)
4.国内におけるeヘルスの動向
5.今後の課題・展望
6.質疑応答
講師:(株)国際社会経済研究所 情報社会研究部 主幹研究員 遊間 和子 氏
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Ⅱ.介護分野におけるテクノロジーの利活用と期待されるICT化とは 【15:10~16:40】
『超高齢社会』到来!私たちが暮らす日本は、2020年までにいよいよ人口の28%以上が高齢者となる、超高齢社会に突入します。これは世界中を見渡しても、前例のない未曽有の社会です。一方で介護を支える人材も大いに不足しており、その数は30~40万人と言われておりますが、介護人材確保についての糸口も見えていないのが現状です。従って、介護を支える基盤として、近年ようやくICT化への期待が高まって参りました。しかしながら、介護に関するICT化については現状全くと言っていい程進んでおりません。
今回のセミナーでは、介護のICT化支援を行う弊社の取組みや、業界全体のICT化の状況と将来の展望についてお話すると共に、後半は介護業界へサービス提供などを考える事業者様の為に、ディスカッション形式での講義を行い、参加者の皆様の疑問に応えて行こうと思います。これからの介護を支える主役の一つは、間違いなくICTです。皆様の積極的な介護業界へのアプローチに期待しておりますし、このセミナーではそのきっかけとなる学びを提供します。
1.日本の現状と超高齢社会問題
(1)現在の状況 (2)日本の将来
2.介護業界の状況
(1)介護の基礎知識 (2)介護事業の業務とは (3)ICT化の現状 (4)ICT化が進まない理由
3.介護のICT化を考える
(1)今後の期待される技術とその活用シーン (2)介護業界へのサービス提供の肝
4.質疑応答・ディスカッション
講師:(株)ビーブリッド 代表取締役 竹下 康平 氏
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◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆講師プロフィール◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆
■ 遊間 和子 氏 ■
高齢化とICT、eヘルス、情報アクセシビリティ、国民IDなどの情報社会を取り巻く
課題に関する調査研究活動に従事。
国際大学グローバルコミュニケーションセンター客員研究員(2006~現在)
経済産業省「産業構造審議会 商務流通情報分科会 製品安全小委員会」委員(2016~現在)
国立研究開発法人科学技術振興機構JST/社会技術研究開発センターRISTEX
「安全な暮らしをつくる新しい公/私空間の構築」領域アドバイザー(2015年~現在)
日本規格協会「IEC SyC AAL(自立生活支援)国内対応委員会」委員(2015~現在)
テレワーク推進フォーラム「テレワーク月間実行委員会」委員(2014~現在)
■ 竹下 康平 氏 ■
(一社)介護離職防止対策促進機構理事。(一社)クラウド利用促進機構理事。
日本福祉教育専門学校 非常勤講師。
SE、システムコンサルタント等を経て、2007年より介護業界でのIT業務に従事。現在は介護事業者向け総合サービス『ほむさぽ』(homesapo.com)を中心に、介護業界のテクノロジー利活用とICT化の普及のための相談・代行業務等を展開。「介護
IT」と検索すれば、必ず1位、上位にヒットする、数少ない介護業界に精通したエンジニアとしても有名。介護業界のITご意見番として、厚労省、行政でのセミナーや「月間老施協」「介護マスト」「介護ビジョン」「ヘルプマンジャパン」「アスキーWeb」等様々なメディアで情報発信中。
「介護とITをつなぎ、現場ニーズに合致した技術開発の推進と情報発信をしていくのが私の役割」
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