開催日:2017年9月14日(木)
時 間:13時30分~16時30分
会 場:銀座ブロッサム(7階)
受講料:25,000円(お一人様/税込)
※3名様以上同時お申込み:20,000円(税込・お一人様)
【講 師】 弁護士法人東京フレックス法律事務所 パートナー弁護士 木下 和博 氏
≪クレーム対応技術養成講座≫
「厄介な顧客」の対応に活かすプロの交渉スキル
弁護士は交渉のプロです。プロはなぜプロなのか?それはいつどんな状況でも結果を残すからです。
ではなぜ結果を残せるのか? それは結果を残す仕組みを理解し、そのプロセスをコントロールしているからです。
ではどうすればコントロールできるのか? それは私が教えます。
「交渉」というと、交渉人としての特殊な才能や難しい技術が必要だと思われがちですが、実は交渉にはある程度確立した理論体系があります。もちろん、基礎理論を知った翌日から交渉のプロになれるわけではありませんが、基礎理論を知ることは、明日からの交渉に一貫性と安定性を与えてくれます。そして、基礎理論に基づく実践的な経験を積み重ねることで、初めて交渉のエキスパートとしての確固たる技術を身につけることができるようになるのです。
今回は、そんな交渉の理論体系の一端に触れながら、顧客対応にも活かせる交渉テクニックを紹介します。
1.「交渉」という言葉が持つイメージをリセットする
(1)「交渉」という言葉が持つイメージ
(2)条件提示型交渉の弱点
(3)合意形成型交渉とは?
2.「交渉」のメカニズムを理解する
(1)「交渉」が成立するための条件
(2)「交渉」を構成する要素 ~ その交渉は必要なのか?
(3)交渉成立のメカニズムから理解する事前準備の重要性
3.3つのPで理解する交渉の事前準備
(1)プレイヤーの整理
(2)プロブレムの分析
(3)プロセスの立案
4.実践的交渉のサイクル
(1)交渉のサイクル ~ 接触 → 分析 → 還元 ~
(2)序盤に行うべき唯一のこと
(3)円滑な交渉を阻害する心理学的要因
5.顧客対応にも活かせる交渉テクニック
(1)効果的なリスニングの手法
(2)効果的なスピーキングの手法
(3)心理学的テクニックの使い方
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◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆講師プロフィール◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆
■ 木下 和博(きのした かずひろ)氏■
(東京大学経済学部卒)03年10月弁護士登録(東京弁護士会)。
登録初年度から大手企業の危機管理案件や、大手百貨店・大手航空会社の顧客対応に
関する助言業務、多くの訴訟案件などに携わる。
06年1月東京フレックス法律事務所(現在は弁護士法人化)入所。
企業のコンプライアンス体制の構築、個人情報保護関連の助言、リスクマネジメントや
危機管理案件等を手掛けるとともに、豊富な経験を活かし、企業を相手に広く
顧客対応に関わる助言を行うほか、会社では対応が困難な場合には自らクレーム処理に
あたる。10年1月から同事務所パートナー。
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