開催日:2017年12月19日(火) 

時  間:10時~12時

会  場:銀座ブロッサム (東京都中央区銀座2-15-6)  
受講料:25,000円(税込)

※3名様以上同時お申込み:20,000円(税込・お一人様)

最少催行人数:6名

 

【 講 師 】

(株)NTTデータ経営研究所

   ライフ・バリュー・クリエイションユニット ヘルスケアグループ
      マネジャー 岸本 純子 氏 / 尾田 識史 氏

 

 

AI・IoTで変わる!医療・介護・ヘルスケア 
最先端技術活用の具体的事例に学ぶ
~超高齢社会に向けた人工知能(AI)、IoTや高精細映像等の活用の可能性~

 

【10:00~11:00】 <岸本 純子氏>

Ⅰ.医療・介護分野における先端技術の活用最前線
~超高齢社会に向けた人工知能(AI)、IoTや高精細映像等の活用の可能性について~


近年、少子化に伴う生産年齢人口の減少や高齢化の進展に伴う生活習慣病を主体とする慢性疾患の増加により、社会保障費は財政的に厳しい状況に置かれており、持続可能な社会保障制度の再構築、医療費の適正化等が求められており、その課題解決策の一方策として医療分野におけるICTの利活用が挙げられています。ICTの利活用の方向性の一つとして、人工知能(AI)やIoT など最先端技術の活用に期待が寄せられています。本講演においては、医療分野におけるICT関連施策の動向と事例を紹介し、更に、ICT利活用の具体例として、人工知能(AI)、IoTや高精細映像等、最先端技術の活用の最前線を、簡単な技術解説を交えながら、ご紹介いたします。


1.医療・介護分野におけるデータ利活用の動向


2.医療・介護分野における先端技術活用の事例
(1)医療分野におけるAI、IoTの国内外の活用最前線
(2)医用画像分野における高精細画像活用の可能性
(3)介護分野におけるICT、AI、IoTの国内外の活用最前線

 

3.人工知能(AI)等先端技術の活用の展望と普及に向けた課題等について



【11:00~12:00】 <尾田 識史 氏>

Ⅱ.ヘルスケア×AIの業界動向

 

我が国の医療費は毎年1%~4%程度増加を続けており、2025年度には医療費が約60兆円に達する見込みです。医療費の内訳をみると、約3 分の1が生活習慣病関連を占めており、我が国の財政、医療体制への負担等を考慮し、上記を含む医療費の適正化を進めることが社会課題となっています。
他方、現在ではAI技術等の新しい活用が進んでおり、医療費適正化に向けて具体的なテーマ設定をした研究が数多く行われています。当社でも保健指導分野におけるAI開発に向けて具体的な検討を開始しているところです。本講座では、ヘルスケア分野の概況をふまえ、当社の課題認識、及び当社の取り組み、今後の展開を解説していきます。

 

1.我が国のヘルスケア業界の概況


2.当社の課題認識


3.当社のヘルスケア分野(保健指導施策を立案するAI開発)における取り組み


4.今後の展開                        

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◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆講師プロフィール◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆

 ■ 岸本 純子(きしもと じゅんこ)氏 ■
東京工業大学院卒。博士(工学)。国立系研究機関、大手ITベンダーを経て2012年より現職。

ヘルスケアI CTのグローバル展開、病院情報システム、地域医療連携システム、防災情報システム、

多言語音声翻訳に関するコンサルティングやマーケット調査を実施。

現在はヘルスケア×AI(人工知能)とIoTをテーマに活動中。専門は画像工学、遠隔医療等。

 ■ 尾田 識史(おだ さとし)氏 ■

東京大学農学部環境資源科学課程国際開発農学専修卒業、2013年同大学大学院農学生命科学

研究科農学国際専攻修了。農学修士。2013年4月三菱総合研究所入所。2015年10月から現職にて、

ICT技術(AI技術、8K技術等)を活用した新たなビジネスモデルづくり(実証実験、市場調査等)を担当。

 

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